早大生のモントリオールワーキングホリデー

カナダのモントリオールに2013年2月から7月までワーホリビザで滞在する早稲田大学女子学生の毎日更新ブログです。学んだことや考えたこと、日々の生活の紹介などしていきます。猫と音楽と美術館・現代アートが好き。

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NY4日目・メトロポリタン美術館

というわけでメトロポリタン美術館に行ってきました〜

写真はいまユースホステルのロビーで少しあげづらい環境なのでまた後日になります><

 

着いてみたら、まあなんと広いこと広いこと…。

この美術館自体がひとつのメトロポリスって感じでした。

 

一階正面の小さめの入口から入ったら、まず古代ギリシャ・ローマ美術がガーッと置いてありました。

とりあえずおすすめと聞いていたエジプト美術を見て、そのあともオセアニア、アフリカなどの古代美術を中心に見てたら、へとへとになってしまったのでカフェで休憩。

ターキーサンドとオレンジジュースとブラックベリーパイをお昼に。

普通な感じでおいしかった(でもかなり高かった)けど、日本の美術館レストランのクオリティの方が素晴らしいと思います。日本の美術館ってなんであんなにおいしいレストランばっかりなんだろうと思うほど。

 

その後、モダン・コンテンポラリーアート、中世絵画、アジアアートなど見たのですが、体力の限界とおみやげ買わなきゃいけなかったので撤退。

コンテンポラリーは好きなので楽しめましたが、中世絵画の方は、今まで見たことある作品の連作みたいなのが多かったのでそこまで新鮮には感じなかったかなあ。

というかやっぱり数が多すぎて見るの難しかったよー。

 

展示物に合わせて室内の雰囲気も違うのがいいなと思いました。ギリシャ・ローマなんて部屋のつくりも神殿風だし、エジプトもピラミッドの再現みたいなのがあったり。

 

日本のコーナーに行ってみたら、それなりに広かったので感激しました。

日本の位置と地形について、アジア大陸のネックレスと英語で表現されていました。日本人でそう言ってる人聞いたことないけど、素敵な表現。

部屋の感じは、濃い茶色の木が基調で、確かに少し和風っぽいし、和風を目指したようなお部屋もあったんだけど、なんか違うな〜なんて^^;

あと、古い作品の中、名和晃平さんの現代アート作品が突如置いてあってびっくりしました。こんなところにおいていたとは。

日本の現代美術館で個展をやっていたときに見に行ったのですが、その時は写真禁止だったので今日はばっちり撮らせてもらいました。

名和晃平展は解説がけっこういろいろ書かれていたけど、解説すると逆に陳腐んいなってしまうような気がして、あまり読まないほうがむしろ楽しめるんじゃないかなと前に思ったものでした。とても面白い展覧会だったのを覚えています。

あと、日本の仏像で馴染みのある顔立ちのものを見つけて、思わず海外出張お疲れさまですと声をかけたくなりました。はるばるニューヨークに来ちゃって。ボストン美術館なんかもっとすごそうだけども。

 

全体で見た感じでは、アフリカのアートが好きだったかな〜。

イヌイットアート見たときも思ったけど、先住民的なアートってどうしてみんなああいうコミカルだったりあるいは奇形だったりするような造形が多いんだろう? 自然で暮らしているとそういう感性が強いのかしら。

ただ、イヌイットはイヌイットらしさ、アフリカはアフリカらしさ、ペルーはペルーらしさ…みたいに、見慣れてくるとなんとなくどこのアートか見分けがつきやすくなってきます。イヌイットは頭が二つあるとか、パーツの数がおかしいようなものが多くて、アフリカは…実はあまり詳しくなくてよくわかんないんだけど、ペルーは金とかで顔のふちがそのまま装飾的に広がったようなお面になってることが多いとか。作者一人でないのに地域の個性が出るんだなあと。

 

全体的に絵画よりは立体物の方が数も多くて印象が強く、美術館というよりは歴史資料の多い博物館的にも感じられました。

 

グッゲンハイムは力尽きたので諦め^^;

おみやげはどこで探せばいいのか困っていて、何回か地下鉄下車して探してみました。なかなか買えないほうなので時間がかかってしまいましたが、なんとか。

気に入ってもらえるといいな。たぶん数が足りないので明日明後日も空港とかで探すつもりです。